先輩から学ぶこと

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先輩は女一人で

45年も定食屋さんをしていらっしゃる。

びっくりであり、尊敬しかない。

 

お店の錆びた看板と、ぶら下がった赤ちょうちん

消して綺麗とは言えない外観だが

それが温かみを感じる。

 

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中には先輩の手書きのメニューがあちこちに貼っていたり

加藤清史郎君の古びた切り抜きが飾っていて

一瞬でタイムスリップしたように感じる。

 

お店に入って

私しかお客さんがいない時には

「お母さんの声が聞こえないから、(ボリューム)下げていい?」

という私の一言から会話は始まる。

 

最近のお互いのお店の話から、時事、恋愛など

色んな話をする。

 

会話はなかなか途切れなくて、

勝手ながらに、久しぶりに会った祖母との会話のように感じる。

毎週のように来てるのに。笑

 

お店を始めたばかりで、大変だった時も

台風が来る時も

平成最後の晩餐も

こちらでご馳走になった。

 

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私がご飯を食べ終わる頃になると

近くでお蕎麦屋さんをしているご主人が

一杯しに来る。

 

古びたタンスの上に載ってるテレビを

時には常連さんとみんなで眺め、

あーだこーだ話す時間が好き。

 

戦前生まれの先輩は、孫より年下の私にも敬語。

私のことを心配してくれていて、

いつもユーモアある完璧すぎる先輩に

私は追いつける日がくるのだろうか。

45年経っても難しいかもしれないな。

 

 

自由が丘には美味しいお店がたくさんあるけど

懐かしい思いにさせてくれる

先輩の定食が一番美味しい。

これからも元気でいて欲しい。

 

ほっこり気分になった私は、

勝手にテレビのボリュームを少し上げて、今日も帰ってきた。

 

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